Our-Home

福島県南相馬市小高区

Our Origin, Connected to the Future

福島・小高について

私たちが拠点を構える小高(おだか)区は、福島県南相馬市の南部、太平洋沿いに位置する、かつて職人の技と豊かな伝統文化で栄えた城下町でした。

しかし2011年3月、東日本大震災と福島第一原発事故の影響により、福島県内の11市町村の住民が避難を余儀なくされました。小高もそのひとつです。

以降、およそ6年間、町には誰も住むことができず、静けさに包まれた無人の街となりました。

しかし、その静けさのなかで、少しずつ命の営みが戻り始めていったのです。

小高に吹く新しい風

あれから10年以上が経ち、いま、小高には新たな風が吹いています。

かつてこの地を離れた人々が戻り、初めてこの地を訪れる人々もいます。

それぞれの思いを胸に、希望とたくましさ、そして過去への深い敬意を礎として、新たな未来をともに築いています。

小高は再び、時が動き出す場所となりました。

この地域からインスピレーションを得た腕時計

私たちの時計は、この地域とのつながりを大切にしています。

私たちの発想やアイデアはここから生まれ、そして、ブランドとしての物語もこの地から始まりました。

町の記憶、自然の風景、そして人々の技術や手仕事の精神が、私たちの時計にはしっかりと息づいています。

福島から世界へ──私たちの時計づくり

私たちは、この場所の魅力を世界に伝えたいと願っています。

いつかこの地域が、スイスにおけるジュネーブのように、時計づくりの拠点として認識されることを目指しています。

Fukushima Watch Companyは、単に時計をつくる会社ではありません。

私たちは、この町の記憶と未来、日本のものづくりの誇りをかたちにしています。

Watch the movement of Fukushima

ふくしまの動きにご注目ください。

Explore our watches

The quiet townscape and rich nature of Odaka, slowly returning to life.

Odaka’s traditions and culture, passed down for generations, still live on today.